この記事では、犬・猫向けペット保険を「補償範囲」「限度額のわかりやすさ」「免責金額」「請求のしやすさ」「加入年齢・継続条件」「待機期間・対象外」「公式情報の確認しやすさ」で比較し、総合おすすめランキングとタイプ別おすすめに分けて整理します。

本記事の情報は2026年7月20日に各社公式サイトで確認した内容をもとにしています。保険料、補償内容、加入条件、重要事項説明書、約款は改定されるため、申込前には必ず各社の最新資料で確認してください。

動物保険の選び方フロー
動物保険の選び方フロー

動物保険おすすめランキング早見表

順位商品こんな人におすすめ主な評価ポイント注意点
1位PS保険通院・入院・手術をバランスよく備えたい50%・70%・100%の3プラン、通院補償が標準、免責0円、年間110万円日額・回数制限がある。窓口精算は非対応
2位FPC「ペットほけんフィット」日額・回数制限を避けたい年間100万円まで、通院・入院・手術の区分制限なし、50%・70%・90%新規加入年齢は7歳未満。窓口精算ではなく請求型
3位リトルファミリー「わんデイズ・にゃんデイズ」補償上限と継続しやすさを重視したい年間120万円、日額・回数制限なし、通院ありとLightを選べる公式の細かな条件は重要事項説明書確認が必須
4位第一アイペット「うちの子」窓口精算と通院補償を重視したい通院・入院・手術を補償、窓口精算対応、免責なし日額・日数・回数上限がある。プランで加入年齢が異なる
5位アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ/ぷち」対応病院での窓口精算を重視したいふぁみりぃは通院・入院・手術、ぷちは入院・手術特化日額・回数上限あり。ぷちは通院補償なし
6位ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」年間上限内で日額・回数制限を避けたい年間70万円/50万円、日額・回数制限なし、原則終身1日あたり5,000円の免責がある。病気・がんの待機期間あり
7位日本ペット「いぬとねこの保険ネクスト」90%補償や年間限度型を検討したい90%・70%・50%、日額・日数制限なし、通院・入院・手術通院・入院・手術ごとに年間限度額配分あり
8位SBIペット少短のペット保険年間上限型で保険料も抑えたい70%/50%、免責あり/なしを選べる、日額・回数制限なしライトは免責と最低支払条件に注意。病気の待機あり
9位楽天損保「スーパーペット保険」楽天経済圏と入院・手術補償を重視したい通院つき70%/50%、手術・入院90%、年間限度額が大きい日額・回数制限あり。更新・免責期間の確認が必要
10位au損保「ペットの保険」通院あり/なしを選びたい通院あり・通院なし、70%/50%、新規10歳まで年間限度型。請求方法・待機期間を確認
11位エイチ・エス損保「ペット保険」免責ありで保険料を抑えたい3プラン、年間責任限度額内なら日額・回数制限なし免責ありプランは1回1万円控除。加入年齢7歳11か月まで
12位ソニー損保のペット保険シンプルな70%/50%型で比べたい通院・入院・手術をトータル補償、ペット賠償責任特約日額・日数・回数上限あり。病気30日待機
13位あいおいニッセイ同和損保「ワンにゃんdeきゅん」通院あり/なしや葬祭特約も見たい通院補償の有無、支払割合、葬祭費用特約を選べる歯科治療は対象外。病気30日待期

この順位は「すべての犬・猫に同じ順でおすすめ」という意味ではありません。たとえば、通院の使いやすさでは第一アイペットやアニコムが強く、日額・回数制限を避けたいならFPC、ペット&ファミリー、日本ペット、SBIペット少短が候補になります。保険料の総額を重視する場合は、必ず同じ犬・猫・年齢・補償割合・支払方法で見積もりを取ってください。

ランキングの比較基準

ペット保険のランキングは、保険料だけで決めると失敗しやすくなります。安く見える商品でも、通院補償がない、免責金額がある、日額上限が低い、待機期間がある、既往症が対象外になる、といった条件で実際の使いやすさが変わるためです。

本記事では、次の7項目を中心に比較しました。

比較軸見る理由
補償範囲通院・入院・手術のどこまで対象かで、日常通院への備えが変わる
限度額年間上限、日額上限、手術1回上限、日数・回数上限で受取額が変わる
免責金額少額通院で使いやすいか、保険料を抑える代わりに自己負担が増えるかが分かれる
待機期間初年度の病気・がんなどがいつから対象になるかを確認する必要がある
加入年齢・継続条件若いうちに入るべきか、シニア期まで継続しやすいかに関わる
請求方法窓口精算、アプリ、Web、郵送で手間が大きく変わる
公式資料の確認しやすさ重要事項説明書・約款で対象外や更新条件を確認しやすいほど判断しやすい

なお、価格.comやドコモスマート保険ナビのような契約件数ベースのランキング、オリコンの顧客満足度ランキング、マイベストの検証スコアは、読者の検索意図や競合構成を把握する参考にはなります。ただし本記事の順位は、それらの順位を転載したものではありません。

また、保険商品は「補償が広いほどよい」とも言い切れません。補償を広げれば保険料が上がりやすく、免責を入れれば保険料は抑えやすい一方で少額通院には使いにくくなります。ランキングを見るときは、上位商品をそのまま選ぶのではなく、自分が許容できる自己負担額と、毎月続けられる保険料の両方から判断してください。

迷った場合は、候補を3社前後に絞って同日中に見積もると、条件差を比較しやすくなります。

検索意図から見る「動物保険おすすめ」の正しい読み方

「動物 保険 おすすめ」は、言葉だけ見ると犬・猫以外の小動物、鳥、うさぎ、爬虫類まで含みそうです。しかし検索結果の上位は、犬・猫向けペット保険のランキング、比較表、契約件数ランキング、満足度ランキングが中心です。つまり、このキーワードで最初に答えるべきことは「犬・猫のペット保険を、どれから比較すればよいか」です。

一方で、読者が本当に知りたいのは、単純な1位だけではありません。ペット保険は、病気になったときに使えるか、通院で使いやすいか、高額手術で足りるか、毎月の保険料を続けられるか、告知や待機期間で困らないか、という複数の条件が絡みます。ランキング上位の商品でも、飼っている犬・猫の年齢、品種、通院頻度、家計の考え方によっては最適とは限りません。

そのため、本記事では「まず候補を絞るための総合ランキング」を提示し、その後に「自分の条件で並べ替えるための見方」を置いています。急いでいる人は早見表から3〜5商品を選び、時間がある人はタイプ別おすすめとチェックポイントまで読んでから見積もる、という使い方がおすすめです。

主要13商品の比較表

ランキングの本文だけでは比較しにくいため、まずは主要条件を横並びで確認しましょう。ペット保険では、補償割合が同じ70%でも、日額上限や免責金額、通院の有無、窓口精算の可否で使い勝手が大きく変わります。

商品通院入院・手術補償割合の例限度額の考え方免責請求・精算の特徴
PS保険ありあり50%・70%・100%年間110万円、通院・入院・手術ごとの上限ありなし後日請求型
FPC「ペットほけんフィット」ありあり50%・70%・90%年間100万円、日額・回数制限なしなし後日請求型
リトルファミリーあり/Lightありあり50%・70%・90%年間120万円、日額・回数制限なし要確認窓口精算対応病院あり
第一アイペット「うちの子」ありあり30%・50%・70%日額・日数・回数上限ありなし窓口精算対応
アニコム「ふぁみりぃ」ありあり50%・70%日額・日数・回数上限あり要確認窓口精算対応
アニコム「ぷち」なしあり50%・70%入院・手術特化要確認後日請求型
ペット&ファミリーありあり50%・70%年間50万円・70万円、日額・回数制限なし1日5,000円後日請求型
日本ペット「ネクスト」ありあり50%・70%・90%年間50万円・70万円・90万円、区分別上限あり要確認後日請求型
SBIペット少短ありあり50%・70%年間50万円・70万円、日額・回数制限なしなし/あり後日請求型
楽天損保あり/なしあり50%・70%・90%プランごとに年間・日額・回数上限あり要確認後日請求型
au損保あり/なしあり50%・70%年間上限型要確認後日請求型
エイチ・エス損保ありあり50%・70%年間上限型、日額・回数制限なしなし/1回1万円後日請求型
ソニー損保ありあり50%・70%年間上限と区分別上限あり要確認後日請求型
あいおいニッセイ同和あり/なしあり50%・70%などプラン別上限あり要確認後日請求型

この表で最初に見るべきなのは、保険料ではなく「通院を含めるか」「日額・回数制限を許容するか」「免責金額を許容するか」の3つです。保険料は最後に同条件で見積もります。先に安さで並べると、通院なしタイプ、免責ありタイプ、限度額が低いタイプが上位に見えやすく、実際の治療時に「思ったより戻らない」というズレが起きやすくなります。

犬・猫・年齢別のおすすめ候補

同じペット保険でも、犬と猫、若い子とシニア、通院が多い子と大きな病気に備えたい子では、重視すべき条件が変わります。ここではランキングをどう読み替えるかを、ケース別に整理します。

子犬・子猫で初めて加入する場合

子犬・子猫は、誤飲、下痢、皮膚症状、外耳炎、けがなどで通院する機会が出ることがあります。初めての飼育で医療費の見通しが立ちにくいなら、通院・入院・手術をまとめて備えるタイプを優先すると安心です。PS保険、FPC「ペットほけんフィット」、第一アイペット「うちの子」、アニコム「ふぁみりぃ」などが比較候補になります。

ただし、子犬・子猫のうちは保険料が低く見えやすい一方、年齢が上がると保険料も変わります。初年度だけでなく、5歳、8歳、10歳以降の保険料表や更新条件も見ておきましょう。若いうちに入るなら、現在の安さだけでなく、継続したときの総額と補償内容の変化を見ることが大切です。

成犬・成猫で通院が増えてきた場合

すでに通院が増えている犬・猫では、保険の加入前に発症・診断された病気が補償対象外になる可能性があります。まずは現在の診療内容、投薬歴、検査結果、経過観察の有無を整理し、告知が必要な項目を確認してください。保険に入るために受診を遅らせるのは避けるべきです。

これからの通院に備えたいなら、通院補償ありの商品を中心に見ます。日額・回数制限を避けたい場合はFPC、ペット&ファミリー、日本ペット、SBIペット少短などの年間上限型、病院での支払いのわかりやすさを重視するなら第一アイペットやアニコムが候補です。過去の病気がある場合は、加入できるかだけでなく、その病気や関連症状が将来補償対象になるかを必ず確認しましょう。

シニア犬・シニア猫で新規加入を考える場合

シニア期は、新規加入年齢の上限が大きな分かれ目です。7歳台までの商品もあれば、10歳、11歳台、13歳台まで入れる商品もあります。ただし、加入年齢が広い商品でも、健康状態の告知や審査、特定疾病の不担保、待機期間、更新条件は商品ごとに違います。

シニアでは、保険料が高くなりやすいため、通院まで広く備えるか、高額な入院・手術に絞るかを先に決めると比較しやすくなります。通院頻度がすでに高い場合は、免責金額がある商品だと少額通院で使いにくくなる可能性があります。逆に、普段の通院費は貯金で対応し、高額治療だけ保険で備えたいなら、通院なしタイプや免責ありタイプも選択肢です。

犬で品種特有の病気が心配な場合

犬は、品種や体格によって心配されやすい病気やけがが異なります。小型犬では膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア、歯科トラブル、皮膚疾患などを気にする飼い主が多く、大型犬では関節、胃捻転、腫瘍、入院・手術費の大きさが気になることがあります。ペット保険を選ぶときは、ランキング順位よりも「心配している病気や処置が対象外ではないか」を優先してください。

たとえば、歯科治療は商品によって扱いが分かれます。ある商品では歯科治療が対象外と明記され、別の商品では条件付きで補償される場合があります。パテラや椎間板ヘルニアも、先天性・発症時期・既往歴などで判断が変わる可能性があります。公式サイトの比較ページだけでなく、重要事項説明書と約款で確認することが必要です。

猫で泌尿器・腎臓・慢性疾患が心配な場合

猫では、尿路トラブル、腎臓病、消化器症状、皮膚症状、口腔内トラブルなどで通院が長く続くことがあります。慢性疾患では、1回あたりの治療費が極端に高くなくても、検査、投薬、再診が積み重なりやすくなります。そのため、猫で通院の継続に備えたい人は、通院補償の有無と、日額・回数制限の扱いを特に見てください。

一方で、猫は室内飼育でも誤飲、けが、腫瘍、手術が必要になるケースがあります。高額治療への備えを重視するなら、年間上限額、手術1回あたりの上限、入院日数の上限を確認しましょう。猫の保険料は犬より低く見えることもありますが、年齢が上がると負担感が増えるため、長く続けられる保険料かどうかも重要です。

ランキングを自分用に並べ替える例

総合ランキングは入口として便利ですが、申込前には自分の優先順位で並べ替えるのがおすすめです。以下のように考えると、候補がかなり絞れます。

優先したいこと最初に見る項目候補に残りやすい商品
少額通院も使いたい通院補償、免責なし、請求のしやすさPS保険、第一アイペット、アニコム、FPC
高額治療に備えたい年間上限、手術上限、入院上限FPC、リトルファミリー、日本ペット、楽天、au損保
請求の手間を減らしたい窓口精算対応病院第一アイペット、アニコム、リトルファミリー
保険料を抑えたい通院なし、免責あり、補償割合50%SBIペット少短ライト、エイチ・エス損保、au損保通院なし、アニコムぷち
シニアでも検討したい新規加入年齢、更新条件SBIペット少短、第一アイペット30%、au損保、日本ペット
歯科・パテラなどを重視対象外、条件付き補償、約款商品ごとの重要事項説明書で個別確認

たとえば「0歳のトイプードルで、通院も使いたい」なら、通院あり・免責なし・パテラの扱いを確認しやすい商品を中心に比較します。「8歳の猫で、今後の入院や手術が心配」なら、新規加入年齢が合う商品に絞ったうえで、病気待機期間、既往症、腎臓・泌尿器系の扱いを確認します。「保険料はできるだけ抑えたいが、大きな手術には備えたい」なら、通院なしタイプや免責ありタイプも含めて見積もるとよいでしょう。

このように、ランキングは「候補を並べる道具」です。申込を決める道具ではありません。最後は、同じ条件で2〜4社の見積もりを取り、重要事項説明書で対象外と更新条件を確認してから選びましょう。

1位:PS保険|通院・入院・手術を標準で備えたい人におすすめ

PS保険は、通院・入院・手術を標準で補償し、補償割合を50%・70%・100%から選べるペット保険です。公式サイトでは、3プランの違いは補償割合で、基本的な補償内容は共通と案内されています。年間限度額は110万円、通院は1日1万円・20日、入院は1日2万円・30日、手術は1回10万円・2回までで、免責金額は0円です。[1]

おすすめしやすい理由は、補償内容が比較的わかりやすく、通院補償が最初から付いていることです。少額の通院から備えたい人、50%・70%・100%で自己負担を調整したい人、免責金額なしを重視する人に向いています。

一方で、日額・日数・手術回数の上限はあります。高額な手術や長期入院が起きた場合、年間110万円という大きな枠があっても、通院・入院・手術ごとの上限に引っかかることがあります。また、PS保険は後日精算で、窓口精算ではありません。対応病院でその場の支払いを減らしたい人は、第一アイペットやアニコムなどの窓口精算対応商品も比較しましょう。

PS保険は、保険料の比較条件も公式サイトに詳しく示しています。ただし、その条件は特定の犬種・猫種、70%補償、免責なし、年払い保険料合算などに基づくものです。読者自身のペットで安いとは限らないため、保険料は必ず見積もりで確認してください。

PS保険が向いている人

  • 通院・入院・手術をまとめて備えたい
  • 免責金額なしで少額通院も対象にしたい
  • 100%補償プランも比較したい
  • 窓口精算より、補償内容と保険料のバランスを重視する

PS保険で注意したいこと

  • 通院・入院・手術ごとに日額・日数・回数上限がある
  • 窓口精算ではなく後日請求
  • 車イス費用補償などの特約は条件が限られる
  • 最新の重要事項説明書・約款で対象外を確認する必要がある

2位:FPC「ペットほけんフィット」|日額・回数制限を避けたい人におすすめ

FPCの「ペットほけんフィット」は、通院・入院・手術の区分にかかわらず、年間100万円の支払限度額内で補償するタイプです。補償割合は50%・70%・90%から選べ、公式サイトでは通院・入院・手術ごとの1日(回)あたり限度額や支払回数の制限がないと案内されています。[2]

大きな魅力は、治療が通院に偏っても、手術に偏っても、診療区分ごとの細かい日額制限を気にしにくいことです。慢性疾患で通院が続く可能性や、1回の治療費が大きくなる可能性を想定する人には使いやすい設計です。免責金額がない点も、少額通院を考える人には安心材料になります。

一方で、新規加入できる年齢は保険契約開始日時点で7歳未満とされているため、すでにシニア期に入っている犬・猫では選べない可能性があります。窓口精算ではなく、アプリなどで請求するタイプなので、かかりつけ病院の窓口で支払いを減らしたい人には向きません。

また、FPC公式サイトでは歯科治療、膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア、がん、骨折、誤飲、猫の腎不全や尿路結石症などもカバーすると説明していますが、補償開始前からの傷病、歯石除去や予防の場合などは対象外となることがあります。病名だけで判断せず、重要事項説明書と普通保険約款で確認しましょう。

FPC「ペットほけんフィット」が向いている人

  • 日額・回数制限の少ない保険を選びたい
  • 年間上限型でわかりやすく備えたい
  • 90%補償も選択肢に入れたい
  • 免責なしを重視する

FPC「ペットほけんフィット」で注意したいこと

  • 新規加入年齢は7歳未満
  • 窓口精算ではない
  • 年間100万円を超える部分は対象外
  • 対象外傷病や既往症の扱いは重要事項説明書で確認が必要

3位:リトルファミリー「わんデイズ・にゃんデイズ」|年間120万円と継続しやすさを重視する人におすすめ

リトルファミリー少額短期保険の「わんデイズ・にゃんデイズ」は、通院・入院・手術を幅広くカバーするプランと、入院・手術を中心にしたLightを選べるペット保険です。公式サイトでは、補償割合を50%・70%・90%から選べ、年間補償限度額は120万円、日額制限なし・回数制限なしと案内されています。[3]

ランキング上位に置いた理由は、年間限度額の大きさ、診療区分ごとの制限の少なさ、通院ありと入院・手術中心を選べる柔軟さです。公式サイトでは、保険期間中に病気やけがをしても翌年以降同条件で継続可能と案内されており、長く続ける前提で比較したい人に向いています。

また、窓口精算への対応を順次拡大していること、スマホ請求もできることが案内されています。かかりつけ病院が窓口精算に対応しているかは、必ず病院検索で確認してください。

注意点は、公式ページに「業界最安クラス」「業界最高クラス」などの強い表現があることです。これらは同社の比較条件に基づく表現であり、すべての犬・猫・年齢で最安や最高という意味ではありません。本記事では、料金順位ではなく、補償設計と確認できる条件のバランスとして評価しています。

わんデイズ・にゃんデイズが向いている人

  • 年間120万円の補償枠を重視したい
  • 日額・回数制限を避けたい
  • 90%補償も検討したい
  • 通院ありと入院・手術中心を比較したい

わんデイズ・にゃんデイズで注意したいこと

  • 窓口精算の対応病院は確認が必要
  • 公式の比較表現は条件付き
  • 重要事項説明書・約款で対象外と更新条件を確認する必要がある

4位:第一アイペット「うちの子」|窓口精算と通院補償を重視する人におすすめ

第一アイペットの「うちの子」は、通院・入院・手術を幅広く補償するペット保険です。補償割合は30%・50%・70%で、窓口精算が利用できることが大きな特徴です。公式サイトでは、70%プランの場合、通院は1日12,000円まで年間22日、入院は1日30,000円まで年間22日、手術は1回150,000円まで年間2回、年間補償限度額は最大122.4万円と案内されています。[4]

窓口精算に対応している保険は、診療後に自分で請求する手間を減らせる可能性があります。とくに、通院が増えやすい犬・猫、こまめに動物病院へ相談したい飼い主、請求手続きに不安がある人には候補になります。

もうひとつの特徴は、少額診療でも補償範囲内なら保険金を支払うと案内されている点です。免責金額の設定がないため、通院1回ごとの費用が高額でなくても使いやすい商品設計です。

一方で、日額・日数・手術回数の上限があります。入院や手術が高額になった場合は、補償割合だけでなく、1日・1回あたりの上限まで確認する必要があります。また、加入できる年齢はプランによって異なり、30%プランは12歳11か月まで、50%プランは犬7歳11か月・猫9歳11か月まで、70%プランは7歳11か月までと案内されています。

第一アイペット「うちの子」が向いている人

  • 窓口精算を重視する
  • 通院・入院・手術をまとめて備えたい
  • 免責なしで少額通院にも使いたい
  • 30%プランも含めて保険料を調整したい

第一アイペット「うちの子」で注意したいこと

  • プランによって新規加入年齢が異なる
  • 日額・日数・回数上限がある
  • 窓口精算は対応病院でのみ使える
  • 保険期間中にプラン変更できない

5位:アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ/ぷち」|対応病院での使いやすさを重視する人におすすめ

アニコム損保には、通院・入院・手術を補償する「どうぶつ健保ふぁみりぃ」と、入院・手術に特化した「どうぶつ健保ぷち」があります。「ふぁみりぃ」は50%・70%プランがあり、70%プランの場合、通院・入院はそれぞれ1日14,000円まで年間20日、手術は1回140,000円まで年間2回です。50%プランでは通院・入院が1日10,000円、手術が1回100,000円までです。[5]

アニコムを候補に入れたい最大の理由は、対応病院での窓口精算です。保険証を提示して自己負担分を支払える仕組みは、通院頻度が高い家庭や請求作業を減らしたい人にとって大きな利点になります。

「どうぶつ健保ぷち」は、通院ではなく入院・手術に特化した商品です。公式サイトでは、高額になりがちな入院・手術に備えられること、最低補償額の設定がないこと、原則終身で継続できることが案内されています。[6]

一方で、ふぁみりぃには日額・日数・回数上限があり、ぷちは通院補償がありません。ふだんの皮膚炎、外耳炎、下痢、嘔吐などの通院も備えたいなら、ぷちだけでは不足する可能性があります。かかりつけ病院がアニコム対応か、通院費をどこまで保険で見たいかを先に決めましょう。

アニコムが向いている人

  • 窓口精算の対応病院を重視する
  • 通院・入院・手術をひと通り備えたい
  • 入院・手術特化型も比較したい
  • 保険証を使った精算に魅力を感じる

アニコムで注意したいこと

  • ふぁみりぃは日額・日数・回数上限がある
  • ぷちは通院補償がない
  • 病気の補償開始時期や既往症は資料確認が必要
  • 対応病院以外での請求方法も確認する

6位:ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」|免責を許容して年間上限型を選びたい人におすすめ

ペット&ファミリー損保の「げんきナンバーわんスリム」は、通院・入院・手術を対象とし、年間最大補償額の範囲内であれば1日あたりの上限金額や年間利用回数の上限がない商品です。プラン70は年間70万円、プラン50は年間50万円までで、1日あたり5,000円の免責金額があります。[7]

この商品は、長期通院や高額手術で日額・回数制限に引っかかる不安を減らしたい人に向いています。公式サイトでは、膝蓋骨脱臼、歯科治療、尿路結石症、椎間板ヘルニア、がん、先天性・遺伝性疾患なども、補償開始後に発症した傷病であり治療として実施した場合は対象となる可能性があると案内されています。

ただし、免責金額の考え方には注意が必要です。通院では治療日ごと、入院では入院日数分の免責金額が控除されます。少額の通院が多い場合、保険料は抑えられても保険金の受取額が思ったより少ないことがあります。

また、初年度契約では病気に30日、がんに90日の待機期間があります。新規加入できるペットは、日本国内の家庭で飼育される原則健康な生後45日から満7歳までの犬・猫と案内されています。

げんきナンバーわんスリムが向いている人

  • 年間上限型で日額・回数制限を避けたい
  • 免責金額を受け入れて保険料を抑えたい
  • 高齢期の継続条件を重視したい
  • 時間外診療や歯科治療の扱いも確認したい

げんきナンバーわんスリムで注意したいこと

  • 1日5,000円の免責がある
  • 病気30日、がん90日の待機期間がある
  • 新規加入年齢は満7歳まで
  • 少額通院では保険金が出にくい場合がある

7位:日本ペット「いぬとねこの保険ネクスト」|90%補償と年間限度型を見たい人におすすめ

日本ペット少額短期保険の「いぬとねこの保険ネクスト」は、補償割合を90%・70%・50%から選べるフルサポート型の商品です。公式サイトでは、90%プランは年間90万円、70%プランは年間70万円、50%プランは年間50万円、補償範囲は通院・入院・手術、1日あたりの限度額と年間限度日数はなしと案内されています。[8]

日額・日数制限がない点は魅力ですが、通院・入院・手術ごとに年間限度額の配分があります。公式サイトでは、通院が年間補償限度額の20%、入院が60%、手術が20%と示されています。つまり、年間限度額全体は大きく見えても、通院だけで全額を使えるわけではありません。

新規申込年齢は生後31日以上、満10歳までとされており、比較的遅めの年齢まで検討できます。歯科補償やパテラ補償、獣医師相談サービス、アプリでの請求も案内されています。

いぬとねこの保険ネクストが向いている人

  • 90%補償を検討したい
  • 1日あたりの限度額なしを重視する
  • 満10歳まで新規加入候補を探したい
  • 通院・入院・手術をまとめて備えたい

いぬとねこの保険ネクストで注意したいこと

  • 通院・入院・手術ごとの年間限度額配分がある
  • 90%補償でも年間限度額を超えた部分は自己負担
  • 歯石取りなど対象外の処置がある
  • 重要事項説明書で継続条件を確認する

8位:SBIペット少短のペット保険|免責あり/なしを選びたい人におすすめ

SBIペット少額短期保険の「SBIペット少短のペット保険」は、補償割合70%・50%と、免責金額あり・なしを組み合わせた4プランから選べます。公式サイトでは、保険期間中の支払限度額以内なら保険金の支払回数に制限がなく、1日(回)あたりの支払金額にも制限がないと案内されています。プラン70は年間70万円、プラン50は年間50万円です。[9]

魅力は、スタンダードとライトを選べることです。スタンダードは免責なし、ライトは免責ありで保険料を抑えやすい設計です。公式サイトでは、プラン70ライトは1日あたり7,000円、プラン50ライトは1日あたり5,000円の免責金額を差し引くと説明されています。

注意点は、ライトプランでは補償対象の治療費用が1日あたり1万円を超えない場合、保険金の支払いがないことです。少額通院を多く想定する人は、ライトではなくスタンダードも比較する必要があります。

また、責任開始日から1か月以内に発症した病気の治療費用は保険金を支払わないと案内されています。11歳11か月までに加入すると原則として終身にわたり契約更新できるとされていますが、健康状態その他により更新されない場合がある点も確認しましょう。

SBIペット少短が向いている人

  • 年間上限型でわかりやすく備えたい
  • 免責ありで保険料を抑えたい
  • 免責なしのスタンダードも比較したい
  • 11歳11か月までの新規加入候補を探したい

SBIペット少短で注意したいこと

  • ライトプランは免責金額がある
  • 1日1万円以下の治療費ではライトの支払い対象外
  • 病気の待機期間がある
  • 保険料の安さだけでなく受取額を試算する

9位:楽天損保「スーパーペット保険」|通院つきと手術・入院特化を比較したい人におすすめ

楽天損保の「スーパーペット保険」は、通院つき70%プラン、通院つき50%プラン、手術・入院プランの3つから選べます。公式サイトでは、通院つき70%プランは通院・入院が1日1.5万円、手術が1回15万円、年間補償限度額115.5万円。通院つき50%プランは通院・入院が1日1.2万円、手術が1回12万円、年間92.4万円。手術・入院プランは入院が1日2.5万円、手術が1回50万円、年間212.5万円と案内されています。[10]

通院つきと手術・入院特化を同じブランド内で比較しやすい点が特徴です。楽天経済圏との相性を重視する人、手術・入院の大きな年間枠を見たい人、通院つき70%・50%を比べたい人は候補にできます。

ただし、通院・入院・手術には日額・回数制限があります。公式サイトでは、通院22日、入院25日、手術3回の支払限度日数・回数が示されています。支払限度回数まで使うと、更新まで保険金を請求できない期間が出る点にも注意が必要です。

スーパーペット保険が向いている人

  • 通院つきと手術・入院特化を比べたい
  • 楽天関連サービスとの相性を見たい
  • 年間限度額の大きい手術・入院プランを検討したい
  • ペット賠償責任特約も見たい

スーパーペット保険で注意したいこと

  • 日額・日数・回数制限がある
  • 手術・入院プランは通院補償なし
  • 更新や免責期間の条件を確認する
  • ポイントや決済のメリットだけで選ばない

10位:au損保「ペットの保険」|通院あり/なしを選びたい人におすすめ

au損保の「ペットの保険」は、通院ありタイプと通院なしタイプを選べます。公式サイトでは、通院あり70%コースは入院・手術・通院費用の70%を支払い、年間限度額は入院・手術70万円、通院28万円。50%コースは入院・手術50万円、通院20万円と案内されています。通院なしタイプは、入院・手術費用を対象に70%または50%で、年間限度額はそれぞれ70万円または50万円です。[11]

通院あり/なしの切り替えで保険料と補償範囲を調整しやすい点が魅力です。ふだんの通院も備えたいなら通院あり、入院・手術に絞って月額負担を抑えたいなら通院なしを候補にできます。

新規申込年齢は生後30日から10歳までと案内されています。保険料は犬種区分・猫・年齢で変わるため、auのページで自分の条件を入力して確認しましょう。

au損保「ペットの保険」が向いている人

  • 通院あり/なしを比較したい
  • 10歳までの新規加入候補を探したい
  • au IDやau PAYなどの支払方法も見たい
  • 年間限度型で大枠を把握したい

au損保「ペットの保険」で注意したいこと

  • 通院なしタイプは通院費が対象外
  • 通院ありでも年間限度額がある
  • ペット写真や告知など申込時の準備が必要
  • 重要事項説明書で待機期間・対象外を確認する

11位:エイチ・エス損保「ペット保険」|免責ありで保険料を抑えたい人におすすめ

エイチ・エス損保のペット保険は、70%補償・免責なし、50%補償・免責なし、70%補償・免責ありの3プランから選べます。公式サイトでは、年間責任限度額内なら日額・回数制限なし、保険金請求はネットで完結と案内されています。70%免責なしは保険金額70万円、50%免責なしは50万円、70%免責ありは70万円で、免責ありプランは1回の治療費用から1万円を差し引く設計です。[12]

若い犬・猫の保険料例が比較的手頃に見えるため、免責ありプランを使って月額を抑えたい人には候補になります。ただし、免責金額があると少額通院では受取額が少なくなる、または実質的に使いにくくなることがあります。

加入できる犬・猫は、保険始期日時点で生後45日から7歳11か月までと案内されています。継続については年齢制限がなく、保険金の支払状況による継続契約の保険料割増や補償制限はないと説明されていますが、保険料は年齢や改定で変わる可能性があります。

エイチ・エス損保が向いている人

  • 日額・回数制限なしの年間上限型を見たい
  • 免責ありで保険料を抑えたい
  • ネット請求を重視する
  • 若い犬・猫で加入を検討している

エイチ・エス損保で注意したいこと

  • 免責ありプランは1回1万円控除
  • 新規加入は7歳11か月まで
  • 少額通院重視なら免責なしも比較する
  • 詳細は重要事項等説明書と約款で確認する

12位:ソニー損保のペット保険|シンプルな70%・50%型で比べたい人におすすめ

ソニー損保のペット保険は、通院・入院・手術をトータルで補償し、70%プランと50%プランから選べます。公式サイトでは、70%プランは通院1日12,000円まで年間20日、入院1日30,000円まで年間20日、手術1回200,000円まで年間2回。50%プランは通院1日8,000円、入院1日15,000円、手術1回150,000円までと案内されています。[13]

シンプルな補償割合で比較したい人、ペット賠償責任特約も見たい人には候補になります。新規加入は犬・猫7歳11か月までと案内されています。

注意点は、日額・日数・回数上限があることと、病気の待機期間があることです。公式サイトでは、初年度契約に限り、契約始期日からその日を含めて30日間は病気の補償がなく、待機期間中に発症した病気は待機期間終了後も補償対象外と案内されています。

ソニー損保のペット保険が向いている人

  • 70%・50%のシンプルな補償で選びたい
  • 通院・入院・手術をまとめて備えたい
  • ペット賠償責任特約も検討したい

ソニー損保のペット保険で注意したいこと

  • 日額・日数・回数上限がある
  • 病気30日待機がある
  • 新規加入は7歳11か月まで
  • 共同保険の仕組みや約款も確認する

13位:あいおいニッセイ同和損保「ワンにゃんdeきゅん」|通院あり/なしと葬祭特約を見たい人におすすめ

あいおいニッセイ同和損保の「ワンにゃんdeきゅん」は、通院補償の有無、保険金支払割合、葬祭費用補償特約の有無を選ぶ設計です。公式サイトでは、入院・手術費用、通院費用、葬祭費用補償特約の概要が説明されています。[14]

通院あり/なしを選びたい人、葬祭費用補償特約も検討したい人には候補になります。オリコンの顧客満足度ランキングでは上位に出ていますが、本記事では満足度調査ではなく公式情報ベースで評価しています。

注意点は、歯科治療が補償対象外と明記されていることです。歯周病や歯科治療を重視する人は、PS保険、FPC、第一アイペット、ペット&ファミリーなど、歯科治療の扱いを公式資料で確認できる商品も比較してください。また、病気には初年度契約の始期日から30日間の待期期間があります。

ワンにゃんdeきゅんが向いている人

  • 通院補償の有無を選びたい
  • 葬祭費用補償特約を検討したい
  • 大手損保の商品を比較したい

ワンにゃんdeきゅんで注意したいこと

  • 歯科治療は補償対象外
  • 病気30日待期がある
  • 入院・手術の支払限度額に達した場合の失効条件がある
  • 保険料は令和6年10月時点の情報として案内されている

タイプ別おすすめ

ランキングを見ても迷う場合は、順位よりも使い方から選ぶ方が失敗しにくくなります。

タイプおすすめ候補理由
通院もよく使いたいPS保険、第一アイペット「うちの子」、アニコム「ふぁみりぃ」通院補償があり、少額通院や請求のしやすさを比較しやすい
日額・回数制限を避けたいFPC「ペットほけんフィット」、ペット&ファミリー、SBIペット少短、日本ペット年間上限型で、1日・回数制限を気にしにくい
窓口精算を重視したい第一アイペット、アニコム、リトルファミリー対応病院での窓口精算を確認できる
入院・手術中心に備えたいアニコム「ぷち」、楽天「手術・入院プラン」、au損保「通院なし」通院を外して高額治療に備える設計を選べる
90%以上の補償も見たいPS保険、FPC、日本ペット、リトルファミリー、楽天90%または100%補償の選択肢がある
シニア寄りで新規加入したいSBIペット少短、第一アイペット30%、au損保、日本ペット新規加入年齢の上限が比較的広い商品がある
免責ありで保険料を抑えたいSBIペット少短ライト、エイチ・エス損保、ペット&ファミリー免責金額を受け入れる代わりに保険料を抑えやすい

動物保険を選ぶときのチェックポイント

1. 通院補償は本当に必要か

犬・猫の診療は、手術や入院だけではありません。皮膚炎、外耳炎、下痢、嘔吐、尿路トラブル、目の症状など、通院が何度も続くことがあります。日常の通院費を抑えたいなら、通院補償ありを選ぶ必要があります。

一方で、通院補償を外すと保険料を抑えやすい場合があります。若く健康で、ふだんの通院費は貯金でまかない、高額な入院・手術だけに備えたいなら、通院なしタイプも候補です。

2. 補償割合だけで選ばない

70%補償や90%補償と聞くと手厚く見えますが、保険金は補償割合だけでは決まりません。日額上限、年間上限、手術1回上限、免責金額、最低支払対象治療費、対象外費用があるためです。

たとえば10万円の診療費でも、70%補償で7万円が必ず戻るとは限りません。日額上限が1.2万円なら、通院1日分として受け取れる金額はそこで頭打ちになる可能性があります。免責金額がある場合は、控除後に補償割合をかける商品もあります。

3. 免責金額の単位を確認する

免責金額は、自己負担として差し引かれる金額です。通院1日ごと、入院日数ごと、1回の治療ごとなど、商品によって単位が異なります。

少額通院が多い犬・猫では、免責金額があると保険を使うメリットが小さくなることがあります。逆に、高額治療だけに備えたいなら、免責ありで保険料を抑える選択もあります。

4. 待機期間と既往症を確認する

多くのペット保険では、申込前に発症・診断された病気や、待機期間中に発症した病気は補償対象外になることがあります。病気の待機期間は30日、がんは90日など、商品ごとに異なります。

すでに症状がある場合は、保険のために受診を遅らせてはいけません。まず獣医師に相談し、保険申込時には治療歴・投薬歴・健康診断の指摘事項を正確に告知してください。

5. 新規加入年齢と継続条件を見る

新規加入できる年齢は商品によって大きく異なります。7歳11か月まで、10歳まで、11歳11か月まで、13歳11か月までなど幅があります。シニア期に入るほど選べる商品は減るため、早めに比較する価値があります。

ただし、新規加入できることと、将来同じ条件で継続できることは別です。更新時に条件追加があるのか、保険金の支払状況で継続を断られる可能性があるのか、年齢による保険料上昇がどうなるのかを確認しましょう。

6. 窓口精算か、後日請求か

窓口精算は、対応病院で保険証などを提示し、補償分を差し引いた金額を支払う仕組みです。請求の手間を減らせる一方で、対応病院が限られます。

後日請求は、いったん全額を支払い、アプリ・Web・郵送などで請求する方法です。全国の動物病院で使いやすい一方、診療後の手続きと一時的な支払いが必要です。

7. 対象外費用を必ず読む

ペット保険では、ワクチン、健康診断、予防薬、避妊・去勢、妊娠・出産、療法食、サプリメント、美容目的の処置、既往症などが対象外になることがあります。

歯科治療、パテラ、椎間板ヘルニア、先天性疾患、時間外診療費などは、商品によって扱いが分かれます。ランキングで上位でも、自分が心配している病気や処置が対象外なら意味がありません。

同じ条件で見積もる方法

保険料比較は、条件をそろえないと意味がありません。次の条件を統一して見積もりましょう。

  1. 犬・猫の種類
  2. 品種または体重区分
  3. 年齢
  4. 補償割合
  5. 通院あり/なし
  6. 免責金額の有無
  7. 月払い/年払い
  8. 特約の有無
  9. Web割引・多頭割引などの適用条件
  10. 更新後の保険料表

保険料だけでなく、支払限度額と対象外費用も一緒に表にしてください。毎月500円安くても、通院が対象外だったり、免責が大きかったりすると、実際の自己負担は高くなることがあります。

申込前チェックリスト

  • 現在治療中、経過観察中、投薬中の症状はないか
  • 過去に診断された病気やけがはないか
  • 健康診断で指摘された項目はないか
  • 品種として心配な病気が補償対象に入るか
  • 歯科治療、パテラ、椎間板ヘルニア、尿路結石、がんの扱いを確認したか
  • 通院・入院・手術の限度額を理解したか
  • 免責金額の有無と単位を確認したか
  • 病気・がんの待機期間を確認したか
  • かかりつけ病院で窓口精算が使えるか
  • 更新時の条件と保険料上昇を確認したか
  • 重要事項説明書と約款を読んだか

よくある質問

Q. 動物保険とペット保険は同じですか?

一般的な検索では、動物保険はペット保険を指して使われることが多い言葉です。保険会社の商品名としては「ペット保険」「ペット医療費用保険」などが使われます。犬・猫以外に、鳥、うさぎ、フェレット、小動物、爬虫類を対象にする商品もありますが、この記事では検索結果の主流に合わせて犬・猫向けに限定しています。

Q. ペット保険は本当に必要ですか?

必須ではありません。毎月の保険料を払い、病気やけがのときの自己負担を抑える仕組みが、家計と考え方に合うかで決めます。保険に入らない場合でも、急な診療費に備えた積立は必要です。

Q. 50%、70%、90%、100%はどれがいいですか?

自己負担を抑えたいなら高い補償割合が候補になりますが、保険料も高くなりやすいです。補償割合だけでなく、日額上限、年間上限、免責金額、対象外費用を見てください。70%でも上限が低ければ、思ったほど戻らないことがあります。

Q. 通院なしタイプは選んでも大丈夫ですか?

入院・手術だけに備えたいなら選択肢になります。ただし、皮膚炎、外耳炎、消化器症状、尿路トラブルなどの通院は自己負担になります。若いうちは通院なしで保険料を抑え、シニア期に備えるという考え方もありますが、途中で切り替える際には告知・審査・既往症の問題があります。

Q. 病気になってから入っても補償されますか?

申込前に発症・診断された病気や、待機期間中に発症した病気は対象外になることがあります。すでに症状がある場合は、保険加入よりも受診を優先してください。告知内容を省略すると、保険金が支払われないだけでなく契約上の問題になる可能性があります。

Q. 歯科治療は補償されますか?

商品によって異なります。治療目的の歯科治療を対象にする商品もありますが、歯石除去、予防、歯列矯正、乳歯遺残などは対象外になることがあります。あいおいニッセイ同和損保の「ワンにゃんdeきゅん」のように、歯科治療は補償対象外と明記している商品もあります。申込前に必ず各社資料で確認してください。

Q. 窓口精算できる保険が一番おすすめですか?

便利ですが、窓口精算だけで決めるのは危険です。かかりつけ病院が対応していなければ使えませんし、補償上限や対象外条件の方が重要な場合もあります。窓口精算は「請求のしやすさ」のひとつとして評価しましょう。

Q. 途中で保険会社を変えても大丈夫ですか?

切り替え先では新たに告知・審査があります。すでに発症している病気や部位は対象外になる可能性があるため、今の契約を解約する前に、新しい契約の補償開始日、待機期間、既往症の扱いを確認してください。

まとめ:おすすめランキングは「自分の使い方」で並べ替える

犬・猫の動物保険は、ランキング1位だけで選ぶものではありません。通院まで備えるならPS保険、第一アイペット、アニコム。日額・回数制限を避けたいならFPC、ペット&ファミリー、日本ペット、SBIペット少短。入院・手術中心ならアニコムぷち、楽天の手術・入院プラン、au損保の通院なしタイプが候補になります。

この記事の総合ランキングではPS保険を1位、FPC「ペットほけんフィット」を2位、リトルファミリー「わんデイズ・にゃんデイズ」を3位としました。ただし、窓口精算重視なら順位は入れ替わりますし、シニア期の加入年齢や免責金額の許容度でも選び方は変わります。

最終的には、同じ犬・猫・年齢・補償割合・支払方法で複数社の見積もりを取り、重要事項説明書の「支払限度」「免責」「待機期間」「既往症」「対象外」「更新条件」を並べて確認してください。

参考資料

  1. ペットメディカルサポート「PS保険」公式サイト確認日:2026年7月20日
  2. FPC「ペットほけんフィット」補償内容確認日:2026年7月20日
  3. リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」確認日:2026年7月20日
  4. 第一アイペット「うちの子」補償内容確認日:2026年7月20日
  5. アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」補償内容確認日:2026年7月20日
  6. アニコム損保「どうぶつ健保ぷち」補償内容確認日:2026年7月20日
  7. ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」補償内容確認日:2026年7月20日
  8. 日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険 ネクスト」確認日:2026年7月20日
  9. SBIペット少額短期保険「SBIペット少短のペット保険」確認日:2026年7月20日
  10. 楽天損保「スーパーペット保険」プラン・補償内容確認日:2026年7月20日
  11. au損保「ペットの保険」保険料・補償内容確認日:2026年7月20日
  12. エイチ・エス損保のペット保険確認日:2026年7月20日
  13. ソニー損保のペット保険「補償内容」確認日:2026年7月20日
  14. あいおいニッセイ同和損保「ワンにゃんdeきゅん」補償内容確認日:2026年7月20日